2015 12/5 UN-LOCK CIRCUIT 2015

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朝10時にチェックアウトしてR.A.Dでパスもらって、Gimmi RockのタイチとMAPのワディとloose nightの麻美とライオンって喫茶店でモーニングした。スギちゃんのサインが飾ってあった。

TIGHTROPEでOGA-PANDAのDJを見て、ZOO THE ANNUAL PASSPORTを見た。
楽器隊3人なのにめちゃくちゃ音分厚くて朝から最高だった。宥介はイケメンでむかつくくらいイケメンでむかつく。めちゃくちゃ良いやつ。

そのままloose night見て、カトキット。いつまでも世界は、で一緒だったけど規制で見れなかったから見るのは初めて。
弾き語りとはまったく別のもの。途中あっけちゃんがフロアを歩いてアカペラで歌っていく様に鳥肌がたった。凄まじかった。
カトキットの前にやっていたこっぺぱんバイオレンスのときから好きだった。
ライブは見れないまま解散してしまったのだけど、”髪を金髪にしてみるんだ”って曲を聴いたときに震えたことを思いだした。

カトキットでブチ上がってたタイチの画像。
こいついつまでも小学生みたいでほんとに最高。
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そのままピストルディスコ見て、Party'zに移動してハウリングアンプリファーを見た。
新曲がまためちゃくちゃ良い。この日のセットリストがめちゃくちゃ良かった。キラーチューン連発。
ライブ終わりのリュウとスタバでお茶した。短い時間でお茶しすぎ。

それからユナイテッドモンモンサンを見てから、密会と耳鳴りを見た。
密会の最後にやってた曲、たぶん初めて聴いた曲だと思うんだけどかっこ良かった。

それからヤバいTシャツ屋さん見にいったけど、人多すぎて全く見えず。

BALLOND'ORを見た。この日のBALLOND'ORめちゃくちゃ良かった。
僕の求めてるBALLOND'ORだった。めちゃくちゃであればあるだけ、破綻してればしてるだけBALLOND'ORはカッコいい。最高。
テンション上がりすぎて喉壊すわってくらい叫んでしまって、ライブに支障出るわ、と思ったから途中で抜けてしまったのが悔しい。

それから踊る!ディスコ室町を見た。
ほんとに久しぶりに見た。同じ京都だけど、実は初めてUN-LOCKに出たときに仲良くなった。何度も対バンしてたのに。
その時のライブはシャンシャン初お披露目で今と違ってタンバリン持ってなくて、ギロ持ってた。
最近シャンシャンを単体で見ることが多かったけど、やっぱりシャンシャンはミキちゃんと一緒におるのが一番おもろい。
シャンシャンはミキちゃんの手のひらで踊らされてるくらいが丁度良い。ライブもキレッキレだった。

R.A.Dの楽屋でHIGH FLUXの大樹さんとお話しさせてもらった。
hare-brained unityの時に対バンさせてもらったときはほぼ話せなかったのだけど、そのときの話をしたら覚えていてくださっていた。めちゃくちゃ嬉しかった。
高校生の頃ヘアブレのコピーとかしてたからな僕。
ライブもとても良かった。バッキバキでくっそ踊れた。

それからほんとにずーっと見たかったパノラマパナマタウンを見た。
邦楽だし日本語ラップ、なんだけどどことなく海外の匂いを感じる。ハイブリッド感。
岩渕くんの言葉はマナーと敬意を持っていて、でも尖っている。とても鋭利だ。最高にかっこよかった。

それからはライブに備えて楽屋ですこしだけ休んだ。
SASPYもyEANも観たかったし、the twentiesも岡崎体育も地鳴りのように音が楽屋に響いていて、楽屋から飛び出して観に行きたい衝動に駆られたけれどなんとか抑えてライブに備えた。

OGA-PANDAにはluvrap groupのツアーで京都で会ったのが最初。
初めてのUN-LOCKはさっき書いたように、踊る!ディスコ室町とセンチメントとNo Castersの4バンド。
そこから何度も何度も呼んでくれた。UN-LOCKが名古屋へ呼んでくれなかったら今の僕たちはない。

そのイベントが終わる。
終わるということを決めるにはとても勇気がいることだ。
続けることは苦しいことだけども、終わらせることはとても勇気がいる。
それを決めたオガには何も聞かなかったし何も問わなかった。
気にならないと言えば嘘になるけど、別にさよならするわけじゃない。
終わらせる理由はそのうちひょっこり話し出すかもしれないし、もしかしたら永遠に知らないままかもしれない。

何度も何度も呼んでくれたけれど、僕たちはお世辞にも知名度があるバンドでは無い。
それでも最後のイベントの、ひとつのステージのトリを任させてくれた。
前夜祭のツイートにはUN-LOCKといえばテキョロ!なんてツイートもしてくれた。
僕は最高のライブをして、応えようと思った。

最初は人がたくさんいたわけじゃない。
セッティング終わって、UN-LOCKといえば僕たちなんだぜ、ってライブをたくさんの人に見せたくて、手作りの看板持って走った。
ほんの少しだけど、今から行くよって人がいて嬉しかった。

人も少なかったけどS.O.S.で手を上げてくれていたのがとても嬉しかった。届いた!と思った。
中盤から人も増えだして、最後には後ろの方の人の顔が見えないくらいには人がいたと思う。嬉しかったし楽しかった。ただただ楽しかった。
アンコールもさせてもらった。
何よりも僕自身が歌いたい歌があったんです。本当にありがとう。
何故か自分で書いた詞に泣いてしまった。2年前とリンクして。

この日のライブに遊びに来てた人はいつかこのイベントのことを忘れてしまうかもしれない。
もしかしたらいつか僕もバンドを辞めたりして、この日のことが遠い昔のように感じるのかもしれない。
でも誰かひとりでもこの日がその人の人生にとって取るに足らない1日じゃない、特別な1日になったとしたら、僕がバンドを続ける意味はあったし、UN-LOCKがここまでやってきた意味があったと思う。

ライブが終わって、オガは絶景クジラを見るために戻って行った。
お客さんもおなじように動いていったと思う。僕は何故かR.A.D.から動きたくなくてだらだらと片付けてた。

Party'zで打ち上げして、意味わからんくらい大勢の人と話した。もう誰と話したとかわからんレベル。でもまだ話せてない人たくさんいるし話し損ねたこともたくさんある。
こんだけの人数が打ち上げに集まるって素直に凄いよ。
僕たちは翌日のライブに備えて1時くらいに帰った。

オガ、団長、3年間おつかれさま!
みはくもおつかれ!絶対すぐに会おう!
てかどんな形であれ、音楽が大好きな僕たちはすぐに会える!音楽は死なない魔法みたいなものだから。

最後に初めてUN-LOCKに出たときの写真を載せておきます。
ただこの写真のどこにもオガパン見当たらない。

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2015 12/4 UN-LOCK 前夜祭

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UN-LOCKサーキットの前夜祭で鑪ら場で弾き語りしました。
お昼の電車で乗り継いで名古屋へ。たった4回の乗り換えで京都から名古屋まで行けるってすげーよね。疲れるけど。

鑪ら場とても素敵な場所だった。
お店のいたるところに漫画があって、僕のフェイバリットのアゲイン!や東京怪童があってリハ終えて読んでた。

本番はUN-LOCKの団長にアコースティックギターを借りたのだけど、とても良い音でした。団長ありがとう。

めっちゃくちゃに緊張した。それはもうとても。
いつも自主企画とかで弾き語りしても1〜2曲だし、鴨川茶みぃ〜ずとかmoore and moreで弾き語りすることはあるけど、メンバーがいないのがこんなに心細いのな。
イントロ弾きだして歌詞飛ぶとかもう情けなさすぎて死にたくなった。

普段ライブでは楽器弾いたりしないし、アコギは上手くはないし、でもオファーもらって何するかめっちゃ悩んで、カオシレーター(ちっさいパッドみたいなシンセ)でひたすら30分間ミニマルなダンスミュージックやろかなと思ったけどやめました。もっと需要ないと思ったので。

テキョロの曲は弾き語りにはとても向かない。
基本的にジャムセッションで作っているので、良さが死ぬ。僕の引き出しでは上手く出来ないなと思いました。もっとギター小僧くらい練習しようと思いました。

一応この日やったセットリスト書いておきます。こういう場はなかなか無いので。
 
1.Whammy
2.死なない魔法(新曲)
3.バナナフィッシュの浜辺と黒い虹(Galileo Galilei)
4.あなたがここにいてほしい(DAISY LOO)
5.Cinderella Steps

Whammyはなんちゃってラテンみたいな感じでやりました。ほとんどカートコバーンの弾き語りみたいなノリだったけど。

前夜祭って響きはなんかわくわくします。
学園祭とか僕はとても好きで、準備のときが一番楽しかったりするんだ。本番はほんとに一瞬だから。
そういう情景が個人的に浮かぶ曲を、と思いGalileo Galileiの”バナナフィッシュの浜辺と黒い虹”をカバーしました。

DAISY LOOの曲は風化しない。だからたくさんの人に知ってほしいと思って、”あなたがここにいてほしい”を。
僕が歌ったところで、魅力が伝わるなんて思ってはいないけれど、気になった方は原曲を聴いてみてください。

音楽は僕にとっては死なない魔法みたいだ。という新曲をやりました。
UN-LOCKが終わっても、音楽で繋がれた僕たちは好きな歌のメロディーを思い出せるうちは死なない。という歌です。

最後にテキョロではやらないけれど、僕の大事な歌を演奏しました。
下手くそだったかもしれないけれど、一所懸命に歌いました。届いていたら嬉しいです。

ナツコポラリスの弾き語りめちゃくちゃ良かった。僕のこと無かったことになるくらいには。
本人はバンドでやったほうが2.5倍良いと言っていたけど、”春紫苑”はメロディーの綺麗さが浮き彫りになっていてむしろ僕は弾き語りのほうが好きだった。
”to my alian”だったかな?初めて聴いたけどとても美しい曲だった。
ナツコポはバンドのCDと同時に弾き語りバージョンのCDを作るべき。

ZOO THE ANNUAL PASSPORTの宥介と初めて会ったけど仲良くなれてよかった。
バンドは知ってたけどめちゃくちゃ良いやつでイケメンで勝ち目ねえなと思いました。
弾き語りの歌もバンドとギャップのあるアレンジで弾き語りでもお客さんを巻き込めてたし、素直にすげーと思いました。

カトキットのあっけちゃんの歌はとてもパンクだ。
歌詞が直接刺さってくる。身動きが取れなくなる。
DEWEYの牧野さんに以前あっけの弾き語りは重いぞ、と言っていた意味がよくわかった。素晴らしい。

翌日に備えて、さっと帰りホテルへ。
目を閉じて開けたら朝だった。サーキットへ続く。



2015 11/29 yEAN リリースツアー × MUSIC BY

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初めて仙台へ。
何度も誘っていただけたのだけど、今回やっとライブしに行けました。呼んでくださったMUSIC BYありがとうございました!
バスで12時間かけて。さすがに身体バキバキになった。
バスに乗ると喉がほんとに痛いので今回はマスクを三枚した。
まったく喉は痛くなかったんだけど、耳が引っ張られて痛すぎ。

お昼前にリハした。スタジオがライブハウスくらいの広さあってテンション上がった。というかもうライブハウスだった。
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なんか長いJC置いてたから写真撮っておいた。なんで撮ったんやろ。
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スタジオからFlying Sonまで距離があったのでたくさん歩いたのだけど、とてもおしゃれな街並みで、また今度ゆっくり観光したい。

Flying Sonに着いて、ダケとニーナと一緒におそばを食べた。仙台でなんでそばやねんと思われるかもしれないけどとても美味しかった。ニーナが絶賛していた。

それからヨドバシカメラにノートを買いに行った。これ。
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ニーナがガチャガチャしててやわらかアニマルボールなるものを持っていた。くまの。
僕も柴犬のやわらかアニマルボールが欲しくてガチャガチャしました。くまのアニマルボールでした。f:id:masstequeolo:20151207133528j:image
ニーナとおそろい。
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そして楽屋ですぐになくしました。さよなら。

楽屋でyEANのユダテが僕のことをずーっとわみわみさんと呼んでくるから、まさかな〜と思っていたけどそのまさかで、僕の名前を完全に忘れてやがりました。f:id:masstequeolo:20151207133818j:image

YUEYとの対バンはもう4年ぶりくらい。
僕たちの地元MOJOで対バンして、その時はプリングミンやDAISY LOOになる前のTHE PANTRYSとかとても刺激的な日だったことを覚えている。
あの頃は今よりももっと未熟で、取るに足らない地元バンドだった僕たちに、がんばれ若僧!と言って話してくれて、プリングミンの機材車を追っかけていった比嘉さん。
地元のライブハウスから離れた場所で再会出来たことがとても嬉しかったです。
”RUNNER”という新曲がとても素晴らしかった。
”YUKARI”のアレンジがめっちゃ変わってたのも痺れた。

ハウリングアンプリファーの君にディスコは何処で聞いても激エモだ。

仙台のお客さんはとても温かかった。初めて見るであろう僕たちを受け入れてくれてとても楽しい夜でした。半日かけて行って良かったなと思いました。ありがとうございました!
フロアにyEANのサナキさんがいると、コールアンドレスポンスやらせてしまう。去年の名古屋に続いてやってもらった。
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ライブ中とは思えないほどの躍動感のなさ。インタビュー感ある。

yEANとても良かった。つい先日の名古屋でも思ったけどとても肉体的だ。
”シャッターチャンス”って新曲が好き。コウエイくんのギターのフレーズが気持ちよすぎる。

今回のMUSIC BYはバンドが多かったからDJが無かったけれども、今度はのりちぇんさんとリューイチのDJも見てみたいです。また呼んでください!

打ち上げでハウリングアンプリファーのリュウとずーっと話してました。
年下だし、真面目で、大人しいけど、確固たる自分を持ってる。大好きだぞ。

朝まで時間潰して、新宿でバス乗り継いで京都まで帰りました。往復で27時間。
もう腰いらねぇって思いました。次は飛行機で行きたい。

2015 11/23 IMPULSE

我々のリリースツアー福岡で、1年半ぶりに福岡に呼んでいただきました。
IMPULSE、どんたくさん、ありがとうございました!

前回福岡行ったときに意気投合したthe phrase templeや、ずーっと観たかった神頼みレコード、どんたくさんの推しバンドSleepy Dogg、そして普通にファンな絶景クジラと愛すべきDAISY LOOと一緒、なんて素晴らしい日なんだ、と行きの新幹線からわくわくしていた。

大濠PEACEに着いたら藁科が寝てた。ので写真撮ったけどほぼ壁しか撮れてない。
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楽屋で太田くんからDAISY LOOの”装飾を施すならば”という曲のコードを教えてもらった。
この曲はとても好きなんだけど、音源化されてなくって、唯一収録されてるのはとても前に販売してたライブDVDのみ。
だから知名度の高い曲ではないのだけども、DAISY LOOの前身バンドの頃からある曲で、とてもとても聞きたくて仕方なくて、解散が決定した今、今後聞くことができなくなるのでわがまま言って教えてもらった。
そしたらライブで久々にやろっかな、みたいなこと言って本番でやってくれた。
DAISY LOOのことはこの日のライブのことと一緒に書くのは思い入れが強すぎてとても長くなる気がするから別の記事に書きます。

1バンド目のSleepy Doggめっちゃ若い。2MCの若いヒップホップバンドに最近良く会うけど流行りなのかな。The Cutersもそうだし。両方とも大好きだ。一緒にやってくんねーかな。

神頼みレコードはファストパンクとか青春パンクとか言われがちだけどなにげにめっちゃ演奏上手いと思う。
いやその手のジャンルが下手くそというわけではないです。でもある種の下手さも魅力だと思います。
あんだけ無茶苦茶で無駄が多いのにストップアンドゴーがきっちり出来すぎてて笑える。上手すぎ。
山省さんは歌がもんのすごく上手い。あんだけ無茶苦茶なのに。
あとエグチさんはとにかく無駄が多い。見てるだけで飽きない。

絶景クジラとの対バンも先月に続き2度目。
前回やったときとは違う新曲やってたけどどっちも良い。
でも新曲やるたびにあれ良いって言いすぎてナツポラからますみさん褒めてくれると思いましたよーって言われたからこれから辛口で聞こうと思う。いや普通に好きやし無理そうやけど。
ナツポラのMCにも重さが取れてきて、そのせいか春紫苑の曲の良さが研がれたような印象を受けた。とても良いと思う。

1年半ぶりのThe phrase temple、前回見たときはスリーピースだったけどメンバーが増えて曲の強度増してたと思う。”Day & Night”って曲が好き。
ボーカルのタカシの熱量が伝わってくるとても良いライブだった。

DAISY LOOとの最後の対バン。
出番前だったけど1秒たりとも見逃せなかった。この目にしっかり目に焼き付けた。
藁科は素直じゃないから俺だけテキョロと仲良くないとかMCで言うてたけどデイジーは全員のことを大親友だと思ってるよ。

ライブ。本編はもう駆け抜けるようにやった。
全バンドがいいライブしてたから余計な言葉はいらないような気がしたから。
でも話したいことたくさんあったからアンコールいただけたのでたくさん話した。
あの場にいた人にはあの日の夜のことを忘れんでいてほしいな、と思って”Tonight”をやりました。
どんたくさんをはじめIMPULSEのみなさん、PEACEのみなさん、来てくれたみなさん、ありがとうございました!誰かにとってあの日の”Tonight”が特別なものになれば!

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打ち上げでは色んな人と話したし、途中でabout a ROOMも来て、初めましてなのに、テキョロ〜って知ってくれててほんとに嬉しかった。
朝の3時くらいにPEACEを出て、どっかで適当に休んで始発の新幹線で帰ろうと思ったら、
「今から城作りにいくぞ」と誰かが分けのわからないことを言い出し
そこからDAISY LOOからはニシカズ、藁科、谷くん、テキョロ全員、フレテンからはタカシの全9名で朝まで公園で遊んだ。
クッソ寒いのに大学生みたいに夜中の公園で溜まって話して、学生みたいでとても楽しかった。
あの日の夜中にあったことは僕たちだけのもの。バンドって青春だから。f:id:masstequeolo:20151207034716j:image



2015 11/21 モハサカサカス

ハメドの大阪の企画にお呼ばれして久々のパンゲアでのライブ。
モハサカサカスって言いにくいのに語感良いから不思議。

ハメドとは感覚ピエロのツアーぶり。あれからもう2ヶ月半も経ってるって驚き。
あの3日間のツアーは濃かったので未だに鮮明な記憶がある。

Boiler陸亀とは3年か4年ぶりの対バン。
あのときは僕はまだ大学生で、授業終わってからライブに向かってたから見れてないんだけど、オープニングの寸劇でグッティが河童の役でキュウリを食わされていたらしい。今聞いても意味不明だ。
数年ぶりに観てもやはり理解不能で、でもだからこその頭で考えるんじゃなくて身体で感じるミュージック。とても肉体的なんだよな。
ギューンさん数年ぶりなのに覚えてくれてて嬉しかった。ギューンさんの着てるアディダスのシャツが可愛かった。

大学生の頃、百花繚乱を何度聴いたことか。”ノラ”って曲に何度泣かされたことか。
もちろんその後のCHAOTIC MONSTERもギムギムの森も聴いてたし、今年のピストルの巡業でも見に行った。本当にステージも楽屋も楽しそうにしててバンドって青春だって感覚間違ってないって思った。

僕たちもライブとても楽しかった。
だけど何故か何処か消化不良感が否めなかったのが悔しい。
もっと過酷な環境でライブたくさんしてきてるし、もっと行けたはず。燃え尽きるような真っ白になるようなライブをしたかったのでとても悔しい。けど楽しかったって声がたくさん聞けたので良かった。そこだけは救われました。ありがとう。

ハメドはいつ見ても最高の兄貴たちだ。
ドーナツくんのパフォーマンスっていつも進化してる。人を惹きつける力をまざまざと見せつけられる。くそう。

ドラムの隆平さんはいつでもテンションがおかしい。うちのテンションおかしい2人(ダケとニーナ)が一方的に蹂躙されてる。それ見てゲラゲラ笑ってるのちょー楽しい。

個人的な好みで言うと、とてもうるさいバンドが好きなんです。
だから楽器隊が四人いるバンドが好き、なんだけどモハメドのサウンドには薄さがない。とても分厚いから気にならない。
アレキサンドロジャイアントマスクが鳴り出したときの高揚感がたまらん。

12/28は渋谷Milkywayでモハメドとまた一緒。
きっとこの日がテキョロカリキョロの2015年のライブ納めになると思います。
この日の続きをやりましょう。渋谷で待ってます。


2015 11/11 ROOZER リリースツアー ファイナル

下北沢、渋谷、新宿、でばっかりでライブしてる僕たちの初めて高田馬場でライブ。
愛すべきROOZERの大名曲”嘘でもいい”のリリースツアーファイナル。

この曲はROOZERのとってターニングポイントになったと思う。
ポポの今世紀最高のメロディーメイカーだ、って言葉を驕りではない、って世に知らしめる、そのきっかけになったんじゃないかなと思う。もちろんこんなもんでないでしょって僕は思ってるしROOZERも思ってるだろうけども。
でもメンバーが変わって、ガクちゃんと拓郎が入ってことによってポポとマサトが本当に生き生きしてる。それが友達として単純に嬉しい。

PHASEはとても綺麗なライブハウスで、音もとても良かった。
僕たちはイベント的にはとても浮いていたような気がする。
ウェイトの問題なのかな。普段ダンスバンドっていうほどダンスバンドのつもりは僕たちにはないんだけども、こういう日になるとダンスバンドらしさが浮き彫りになる。

OAにROOZERのポポとガクちゃんの弾き語りユニットGUが出てた。
知らない人に何故GUなのかを説明しておくと、ポポがGUのCMに出ているからです。
高良健吾さんとプレイバックを演奏している左の男がポポだからです。
弾き語りでやってた新曲、とても良い。曲名聞きそびれたのだけど、最高。
最後にワンコーラスだけプレイバックをやってた。それがもう最低だった。おもしろかったけど。

はじめましてのTHE DHOLE、ベースが元TAMTAMの樹音さんだった。はじめて会ったのだけどもTAMTAMとても好きだったから挨拶できて嬉しかった。
音源をアツシ経由でいただいたのだけども全曲とても良かった。

room12は本当に前から名前をよく知っているし、ROOZERのスタッフのちばりほが大好きなことも知っていたし何故かはじめまして感は無かった。
楽屋でのライブへのストイックさ、もっと僕たちにもやれることがあるな、って実感させられた。
烙印という曲がとても好きだ。

この日は40分ステージ。東京来て長い時間やれることないからとても嬉しい。
本当に久しぶりにA.C.T.L.O.G.を演奏した。
なんか結成してすぐくらいのこと思い出してなんかエモくなった。

帰りのバスがとても早い時間しか取れず、お客さんと話しているうちにROOZERを数曲しか見れず。アンコールで演奏していた新曲はポポらしさ剥き出しのそれで素晴らしかった。

アンコールで発表されたROOZERの全国流通、もはや普通にファンとしてとても嬉しい。
ROOZERみたいなバンドがいると僕は日本に生まれて良かったなと思う。
こういうバンドの良さを一番分かるのは日本に生まれた僕たちだと思うから、よりたくさんの人に届いてほしいって思う。
僕たち世代も、それよりも若い多感な人たちも、それよりももっと僕たちよりも年上の人たちも魅力できるメロがこのバンドには詰まってます。早く聴きたい。

いや、どうでもいいんだけど、この日の拓郎はおもちゃの笛をずーっと吹いてた。
いやどうでもいいんだけど、なんだったんだろあれ。いやどうでもいいんだけど。


SAPPY 「NEVER LOOK BACK」について

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ちょっと遅れたけれども、大好きな神戸のバンド、SAPPYの初の全国流通盤「NEVER LOOK BACK」、コメントを書かせていただいた。

特設サイトはこちら。僕のコメントもここから読めます。

音楽についてコメントを書く、ということを初めてしたのだけども、とても難しい。
音楽の良さは結局はなにも考えなくたって、心が躍って身体が揺らせる、というところにあると思う。
だから如何に人がこの音楽を求めるか、ってことを考えた。
けど結局は音楽聞かなきゃわからんことばっか、ってところに行き着いたので、僕からは僕がどれだけ胸高鳴ったか、ということをシンプルに述べさせていただいた。

SAPPYとは対バンしたのはただの一回だけだし、特別親交がある、というわけではないのだけど(樽本くんが前にやってたエッジの効いたバンドから知ってるけども)僕は大好きなバンドのひとつだし意識してるバンドでもあるし、つまるところファンであるわけです。
なにが好きって、まず僕が敬愛するKurt Kobainの曲名とバンド名が同じ、ってところが最高なわけだから入り口から嫌いになるところなんて僕にはないわけだ。

”Teenage Pops”というアルバムは傑作だった。フルアルバムとして理想のフォルムをした傑作。何度繰り返し聞いたことか。
初の全国流通盤にもかかわらず、そこから収録されてる曲は”DANCE XX”のみってところからも自信がうかがえる。攻めてる。

SAPPYは最近ガールズポップと一緒にするのは勿体無い。
6曲目の”Ivy”のイントロなんかThe Stone RosesとかPrimal Screamみたいだし。要するにマニだわ。
夢中になって洋楽を聴き漁ってる少年をニヤニヤさせるギミックが随所にある。
これは女の子がボーカルとか、シンセポップとか言われるようなジャンルとか関係ない。
こういう胸の高鳴りは僕はロックバンドだけのものだと思いたい。
SAPPYはロックバンドだと思うんです。僕はね。

再生ボタン押して、”妄想ループ”で完全にノックアウトされました。天才だ。ずるいんだよ。
絶対に聞いた方がいいよ。おすすめです。