2016 2/1 Noise and milkというバンドについて / Rescue Common Life

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盟友と呼べる友達がまた解散する。
Noise and milkも3/17のワンマンで解散。

これまでNoise and milkと節目節目でツーマンライブを行ってきましたが、これが3度目でNoise and milkとの最後のツーマン。

Noise and milkと初めて会ったのもnanoというライブハウスだった。
その時はめちゃくちゃ厳つい奴らだなあ、でも曲めちゃくちゃかっこいいなあ、って思ったものの一言も話さずに帰った。だってサングラスでグレッチ振り回しててめっちゃ怖かったから。

その数ヶ月後、塚本エレバティで小倉ヲージさんの企画で、Noise and milkと一緒になったときに初めて言葉を交わした。
その時は話さなかったような気がするけどナードマグネットや愛はズボーンも一緒だった気がするなあ。

クリアアサヒのボトル缶持って、「イェ〜〜」って話しかけてきたのが前ベースの田中健史だった。
ストールにサングラスかけてビール片手に異様なハイテンションで話しかけてきた奴らに完全にビビってたぼくとダケは王将で、「あいつら仲良くしてて大丈夫なやつなのかな?」とか色々話し合ったのを覚えてる。

それから何度か対バンして仲良くなって、nanoで企画するたびに僕たちを呼んでくれて、John Doe TokyoやThe fin.に引き合わせてくれたのもNoise and milkだな。

僕たちの数少ない企画にも出てくれた。gossip boysという名前のイベント。後に僕たちの曲名にもなった。
打ち上げで直也が「俺らって大好き同士やん?」って話してきたことは何度かMCで話してる気がする。酔うとかわいい。直也はまったく覚えてないらしいけど。

”gossip boys”のレコ発の前日にnanoでNoise and milkのワンマンがあって、打ち上げの続きでそのままライブ前に現れたこともあったな。
最近よくパリピって言葉よく聞くけどあんまりパリピって言葉好きじゃないんだよな。でもNoise and milkはパーティーピーポーってああいう人種だって教えてくれる存在だよ。日付の感覚がなくなってこそだよ。

早朝までバイトした後にスタジオでリハやって、そのあと琵琶湖まで呼びだされて、みんなでバーベキューしたりもしたな。
グッティとアツシが死ぬほど酒飲んでゲロ吐きまくりでぐったりしてて車内に余裕持つために帰りの車に乗れなくって、その日はじめて会った人たちとどこか知らんわけわからん駅まで歩いて帰ったっけな。
グッティなんか食ったゲソそのまま出してたし、僕は携帯持ったまま琵琶湖に飛び込んで携帯水没したり。めちゃくちゃカオスだった。

あじろが加入して初めて一緒にライブしたのは名古屋だったかな。
あじろはMOTELってバンドやってた時からずっと知っていたし、なんならその前にやってたタカナミってコピバンの頃から知ってる。
あじろが入ったことで曲の強度がグッと増した。”Lost And Lonely”を初めて聴いたのもこの時だ。何かが始まりそうな気がしたんだ。

思い出がありすぎて時系列がごちゃごちゃだ。

僕たちの”Whammy”のPVにも出てくれたNoise and milkのカメラマンのナカムラさんはほんと初対面では普通に怖い人でしかなかったけど、話すとめちゃくちゃ優しい。
前のアーティスト写真を撮るときも力を貸してくれたし、何かと僕たちをいつも気にかけてくれる優しいお兄さんのような存在だ。
ナカムラさんが撮ってくれたこの写真未だにとても気に入っている。
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健史と元気が脱退するって聞いたとき、おいおい大丈夫かよって思った。はっきりと言葉にすると不安だった。
直也の隣には健史が必要だって思ったし、元気のドラムはNoise and milkに欠かせないと思った。
けど直也は帰ってきた。籠ちゃんと稲毛くんを引き連れて、荒削りではあったけれどNoise and milkがちゃんといた。
あのときのツーマンからの対バンがこの日、で最後。

直也から最後にツーマンやりたいって連絡があって、やろうと思った。
スケジュール的にはライブ入れるべきではないなって思ったんだけど、でもやらんかったら一生後悔すると思った。

Rescue Common LifeっていうのはNoise and milkを僕が初めて聴いたアルバムのタイトルで、そのアルバムの表題曲でもある。明るい曲でもないし、長い曲だし、決して人懐っこい曲ではないんだけど、Noise and milkにしか作れない曲でとても大好きだ。
この日にこの名前を題した意味は観に来ていた人ならわかるはず。

Noise and milkとの楽屋はいつも騒がしいし楽しい。うるさい。

ライブはとても楽しくやれた。楽しかった。
けどグッティもダケもギターの弦を切った。
ふたりとも弦切るってなんやねん。そのくらい気持ちこもってたってことにしてほしいです。来てくれてたみなさんごめんなさい。
Noise and milkが初期曲でセットリストを組んでいたけど僕たちは最新最強のTequeolo Caliqueoloでセットリストを組んだ。たまにはセットリスト書いておこうかな。

2/1 Rescue Common Life セットリスト
1.S.O.S.
2.Action Please
3.INVADERS
4.J-POP
5.gossip boys
6.Tight Fight
7.新曲
8.Whammy
9.Tonight

Noise and milkのライブは2部構成で、前半は懐かしい曲たくさんで普通にファンとして楽しかった。
服装もサングラスとストールでMCも無し。
”Dirt”や”A Moment Lost In Gain”が聴けて嬉しかった。”Singapore”も聴きたかったな。

後半は最近のよく知るNoise and milkがいた。
新曲はヘヴィーでNoise and milkらしくてニヤニヤする。

”Hey Lilly”でコールアンドレスポンスさせてくれちゃってね。
呼ばれるなんて思ってなかったからだるっだるのセーター着ちゃっててるのにステージ上がっちゃってクソ恥ずかしかった。
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Twitterから拝借した画像。撮ってくれたひとありがとう。
Noise and milkの曲の中でも”Hey Lilly”が一番好きだな。
どうせならラストのサビまで歌わせてもらえばよかった。あじろより上手くコーラスできる自信あるぜ。

打ち上げも楽しかった。
土竜さんがS.O.S.はすげえ曲だって褒めてもらえたのはとても嬉しかったな。
Noise and milkとこれからのことの話とか、僕たちがどこへ向かうべきか、みたいな話もした。珍しく真面目な話をしたよ。
直也があじろのことをべた褒めしてた。そういうところだぞって言っておいた。

まあそんなことを話したけど、Noise and milkとやるのが最後ってだけで、まだライブはあります。

【最後のMUSEへ】

2016.2.23(Tue)京都MUSE
w/Furphy Amplifier / Lenny Code Fiction / The Lump of Sugar
[adv/door]2000/¥2500
[open/start]18:00/18:30

【ラスト東京】
3/7(Mon) 新宿 Nine Spice
"Lost And Lonely"
w/THE TURQUOISE / Black Shower
[DJ] 影正一貴(Club BAGSY)
[ticket] ¥2000
[open/start]18:30

2016.3.17(Thu) ※ラストライブ/ワンマン
Noise and milk Last One Man Show 【a moment lost in gain】
@京都nano
[OPEN/START] 19:00 / 19:30
[ticket] 2,000円 (別途1ドリンク500円)

僕らは全員でこの最後のワンマンへ行きます。彼らの最後の姿を一緒に目に焼き付けよう。


2016 1/20 ハロー!ディスティネーション!

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地元京都でライブするのは12月の千本ROCKぶり。
去年の夏前にGATTACAに出たときは、たしか楽屋で必死でS.O.S.のフリーサンプラーを作っていたっけな。

この日は楽屋に行くと見覚えのある多国籍感のある男性が座っていて、誰だっけなあ、と思いながら考えていると前働いていたバイト先によく来ていた人だ、って気付いてそれはもう気まずい楽屋でしたよ。
それはLilacのドラムのケバブ君だったんだけど、向こうも僕たちのライブ中に見たことある、って気付いたらしく、打ち上げでやっと話せた。何処でどう人が繋がるかなんてわからんもんだな。

nimを観たのは8年ぶりくらいだった。
当時僕は高校生で、僕はLOCAL SOUND STYLEってバンドが好きで当時高校生だったグッティと当時一緒に組んでいたバンドのメンバーと京都MUSEに観に行って、そこで観たのがnimだった。
中学生の頃、毎週土曜の夜中にやっていたSTYLE of HANG OUTって音楽番組が好きで毎週ビデオテープに録画しては擦り切れるほどに繰り返し見た。国内外問わず色んなバンドをそこで知った。未だに好きなFall Out Boyとか、Finchもこれで知ったんだよなあ。
そこで知った日本のDRUM:KANってバンドを大好きになって、CDなんてすぐ買えるほどにお金なんてない中学生の僕は録画したビデオテープをずっと繰り返し観て、繰り返し聴いてた。
そのDRUM:KANのレーベルからデビューしたnimは僕にとっては未だに伝説とか憧れとか、そういった類のもので、打ち上げで当時の話とか聞けてとても嬉しかった。普通に興奮してた。

この日のライブは納得のいくものではなかった。全力を尽くしたけど届かなかった。
それでも楽しかったと言ってくれるひとがいたのはとても救われました。本当にありがとうございました。二度とハンパなライブしてたまるか、ちゃんと自分たちの力で盛り上げる、期待に応え続けるという責任、その意味をもう一度見つめ直した。

Shinsuke OhnoさんのDJめっちゃ良かった。The Vaccinesとかめっちゃアガった。大好きな曲が爆音でかかるのはとても嬉しいことだ。

memento森の”0.02”めちゃくそかっこよいな。
かっこよすぎてゲロ出そうになった。

the twentiesとても良かった。野菜くんとやっと打ち解けられたのがとても嬉しかった。
東京行ってライブしたときに野菜くんの顔めっちゃ見て歌ったら微動だにしてなかったから嫌われてるかメンチ切られてるかどちらかと思っていたけどほんとに気のせいでよかった。優しいお兄さんでよかったと心底思った1日でした。

2016 1/16 OTONARI

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新年初東京は下北沢GARAGEでなでぃーpresents OTONARIでした。呼んでくれたなでぃー本当にありがとう!

なでぃーという女の子を知らない人にどんな子かと説明するなら普通の、ライブハウスにいる子のひとり。
楽屋で話していたときも、卒論がヤバいとか、とりとめのない話を一緒にしたり、ほんとに普通の女の子のひとりなんだけど、やっぱり僕がなでぃーの凄いと思うところは、好きだという気持ちに迷いが無いところだと思う。

たったひとりでもどんな距離でもライブへ足を運ぶし、このバンドが好き!このバンドとこのバンドが一緒にやってほしい!って気持ちでイベントを起こそうなんてなかなか思えない。思ったとしても実現するのなんて並みの体力では出来ない。それをひとりでやり遂げたということに尊敬の念を払いたい。

下北沢GARAGEは僕がバンドをやって、立ちたいと思っていたライブハウスのひとつ。
この日のMCでも言ったけれど、何年バンドをやっていてもバンドへの憧れはなくならない。
なんだよお前ビギナーみたいなことを言うな、とか、青臭えな、とか言われるだろうけれど、そんなことを言うやつにはバンドってものへの執着は負ける気がしない。
とにかく憧れのライブハウスのステージに立つ機会をくれたなでぃーには感謝しかないです。ありがとう。

deronderonderonとの久々の対バンとても楽しかった。
毎度毎度東京へ行くタイミングでライブ被ってることが続いていたので半年ぶりくらいに見れた。新曲とてもエッジが効いていて最高だった。
前々から思っていたけどばっしーとアツシはちょっと顔が似てると思う。

yEANのユダテはまた僕の名前を忘れてた。
もう最近はっきりと分かったけどあの人関わっちゃいけないタイプの人だ。歌ってる音楽や声質に反してクレイジーだ。そこが魅力なんだと思う。

2年ほど前かな、名古屋へNoise and milkと一緒にライブに行ったときにいた女の子がなでぃーで、あのときの出会いがこうして楽しい夜につながったというのはとても素敵な出会いだと思うな。
僕はとてつもなく人見知りだしコミュニケーションも上手くはなかなか取れないのだけども、たくさんの人たちともっともっと出会いたいなと思うよ。

イベンターではないし続けるかどうか、わからんとか言っていたけどもきっと続けると思うよ。いや続けてほしいというぼくの願望だけど。
そしてこういう熱意の灯はどこかへ続いていくものだ。誰かがこの日受け取った何かを持って、またどこかでイベント、または音楽に昇華されていく、そんな素晴らしいことが続いていきますように。その時は僕、たちの力が必要なときは、いつでも呼んでください。

この日から数日間、花泥棒の”渚”が頭から離れなかった。ただの名曲だあれは。甘酸っぱいメロに高校一年生のとき好きだった女の子の名前もナギサだったことを思い出した。
渚と名前のつく歌に、僕の知る限りしょうもない曲はないな。
スピッツも、Mop of Headも、PENs+も、全て素晴らしい。
いつか僕も”渚”という名をつけた歌を歌いたい。

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2016 1/8 新春!女子大サーキット


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2016年初めのライブは名古屋からでした!
新春!女子大サーキットに来てくれたみなさんと呼んでくれたみなさんありがとうございました!

びっくりするくらい人は決して多くはなかったですが、やりたいようにやれたように思います。
一曲目にインするタイミングでフロアからステージへの全力疾走なんてやれることないし、ここから勢いつけていくぞ、なんて意味も込めての全力疾走、楽しかったです。

ダケはSTAR WARSめっちゃ好きで、何年も前からSTAR WARSのキャップを被っていたんだけど、最近のSTAR WARSの盛り上がりからにわかファンとか思われたりするのは恥ずかしいから被るのをやめてて。
それを最近すこしかわいそうに思っていたぼくは、Twitterの名前の後ろに◯◯◯(ジェダイ)とか名乗ってる人を見て、ダケの気持ちも考えてあげてよ、とか勝手に思っていたのですが、ニーナがSTAR WARSのTシャツを着てライブしてました。

女子大サーキットってなんなんだ、とずっと思っていましたがあのあたりを女子大通りと言うんだとかだそうですね(曖昧)。
TIGHTROPEは何度か出させてもらってるし、R.A.DもParty'zも出てますが一度も女子大見たことないんですが気のせいですかね。女子大生どころかギャングみたいなやつばっかり歩いてるような気がします。

楽屋のトイレの壁に、地域のお祭りのポスターが貼ってあって、そこに
「女子大ロボも出る!」みたいなことが書いてあったんですけど、女子大ロボってなになの?

ROOZERと愛はズボーンに新年早々会えたのも嬉しかった。ふたバンドとも僕たちのTIGHT FIGHTぶりだったようだけれど、それきっかけで仲良くもなれたみたいで嬉しかったな。まあギマちゃんとカネシロ君はカウントダウンも僕は一緒だったけど。
愛はズボーンの”新しいウルトラC”はとても好きだ。新譜とても楽しみだな。

コンテンポラリーな生活のライブはとても目頭の熱くなるような瞬間が何度もあった。それはMCとかではなく音楽の力だったな。”ハスキーガール”がそれを現してた。
会うのも4年くらいぶりで、コンポラとスロウというバンドの共同企画に呼んでもらったぶりくらい。
そのときに初めて会ったのがyEANで、そのときのメンバーはサナキさんとイイヅカさんしか残っていない。初対面なのに何故かサナキにイイヅカさんをビンタするように言われて20発くらいビンタさせられたりしてしばらく気まずかった思い出。

打ち上げで2年ぶりくらいにギマちゃんとすこし真面目な話をした。
まだ全く仲良くなかった頃、神戸のライブハウスで初めてふたりで話して、ふたりで抜け出してコンビニの前でたくさん話をした。フロントマンとしての葛藤とか重圧とか。僕はあの日のあの時間があったからやってこれたな、ってことがたくさんある。
最近のギマちゃんを見ると自分の道を見つけたようなそんな顔をしていて、とても気持ち良い反面とても悔しい気持ちだった。そしてすこし話してなにか心の中で晴れたような気持ちになった。答えはいつもシンプルはところにある、ってことを教えてくれた。ギマちゃんはこれからもずっと競い合っていたい友達だ。負けていられないなって思った。

ROOZERのマサトくん08年くらいの洋楽ヤバいよねって話出来て楽しかった。ニューレイヴが流行ったあたりの。もう普通に家とかでCDかけ合って過ごす時間みたいなの作りたい。絶対楽しい。
 
帰りの車ではニーナが今更ドラゴン桜を読んだらしくドラゴン桜ドラゴン桜ドラゴン桜ドラゴン桜ととてもうるさかった。でもすこし読みたくなった。

2015年聴いた音楽

2015年めちゃくちゃにいいなと思った曲を挙げていきます。
僕が2015年めちゃくちゃにいいなと思っただけで2015年の作品じゃないのが多々ありますが、気にするな。

AFRICA / アテナ

Alabama Shakes / Don't Wanna Fight
ボーカルのブリタニーハワードが同い年らしくてビビってる。2015年は特にグッとくるような洋楽があんまりなかったけど、この曲は数少ないグッと来た一曲。

asayake no ato / これからのこと
以前からasayake no atoはとても好きだ。このメロ一点突破していくギターロックはとても清々しい。

Base Ball Bear / 不思議な夜
僕が影響を受けたアルバムを10枚挙げるなら、間違いなくファーストのCは入ります。今年出たアルバムのタイトルはC2。その中から大人の青春を歌ったこの曲をとても聴いた。

The Cheserasera / 太陽と月の日々

The Cheserasera / No.8
ケセラセラは今更なんだけどめちゃくちゃ聴きました。この2曲を特に。歌詞がロマンチックだし言い回しがとてもグッときた。

Couple / Brief Pop

DAISY LOO / あなたがここにいてほしい
もうこのブログにDAISY LOOのこと書きすぎてて自分でもしつこい!ってなりそうな気がしたのでなにも言いません。知らないやつは聴いてください。未来永劫に輝く名曲だと思います。

Galileo Galilei / 恋の寿命

Galileo Galilei / バナナフィッシュの浜辺と黒い虹
この曲きっかけでAimerさんの存在を知って色々聴きました。”AM 3:00”という曲もとても好きです。この曲が好きすぎて弾き語りでもカバーしました。

Homecomings / HURTS
MVがとても良い。プールに物を落としていくシーン、あそこがグッと来る。

Kid Astray / The Best Of Us
yEANのサナキさんに教えてもらったこのバンド。上半期はやたらとこればっかり聴いてました。

Large House Satisfaction / Crazy Crazy

Last Dinosaurs / Apollo
ツードアやウィーアーサイエンティスツに僕はこうなって欲しかった。ファーストの正統進化、みたいな。

LILI LIMIT / Festa
本当は”at good mountain”のほうがたくさん聴いたけど、でもこの新曲は凄い。のでこっちを挙げました。

rega / DAVID
歌はない。けれど歌っている。このメロに勝てた歌のあるバンドはとても少ないんじゃないかな。

SiM / WHO'S NEXT
今更ですがSiMにどハマりしてました。なんというか理想的。
こんなバンドと闘えるかどうか、闘えなきゃ未来はないと思ってます。学ぶものはたくさんある。

STRAIGHTENER / DAY TO DAY
至る所で僕の血の半分はストレイテナーの血が流れてると豪語していますが、2015年のシングルはどれも良かった。そのなかで最後にリリースされたこの曲を。

TOKYOGUM / MILKY
イントロでノックアウトのパターン。

Wienners / MUSASHINO CITY

WONDERVER / ALONE

WONDERVER / GHOST
WONDERVERは最近の日本のバンドの空気感とは少し距離があるんじゃないかなと思っていて、それはメロの90年代感に依るものだと思う。超ツボ。

或るミイ / this is it

きのこ帝国 / 怪獣たちのいるところ
相手のことをこれだけ肯定してあげられるラブソングはなかなか無いと思う。

グッドモーニングアメリカ / ディスポップサバイバー
全部サビ。一聴してもう凄いとしか言えなかった。そしてグッドモーニングアメリカはだいたいCメロがとても良い。

セプテンバーミー / 幽霊ダイブ
セプテンバーミーは他の曲もたくさん聴いた。けど一番キャッチーなこれを。
他の曲からも匂いが漂ってるから勝手に僕はセプテンバーミーはポストパンクだと思ってます。

ドミコ / united pancake

ドラマチックアラスカ / 無理無理無理

トリプルファイヤー / スキルアップ
気付いたら口ずさんでしまってる。この歌とも語りとも言えないメロは狂気だと思う。
ちなみに僕の母もこの曲は天才だと言っていました。

ナードマグネット / Mixtape
今年のフェイバリットを挙げるならこの曲かな。たくさんの人がこの曲に撃ち抜かれたはず。僕もそのなかのひとり。

ハウリングアンプリファー / 君にディスコ
この歌をライブで聴くたびに、リュウの決意を目にしてるような感じで目頭が熱くなる。

花泥棒 / 渚
なんで今まで聴いてなかったんだろうと、激しく過去の自分を罵ってやりたい。素晴らしい。

パノラマパナマタウン / パノラマパナマタウンのテーマ


プルモライト / ほころび

ヘンショクリュウ / 新しい踊り方

リツコ / 第3走者

動画が見つからないものも多々あって、そのあたりを挙げていくと、

THE BOY MEETS GIRLS / ナイトライダー
DENIMS / it's Me
deronderonderon / あなたまで
フレデリック / セーターを脱がさないで

あたりかな。いやきっとまだまだあるんだけど、キリが無い。
今年は洋楽はあまり聴かなかった。なんでかというと特に理由はないけど、強いてあげるならつまらなかったから。コールドプレイくらいか。

2015 12/31 onion night! lv.63

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12/29の東阪大合唱の帰りは大阪からの電車がなく、高槻まで仕方なく帰ったものの、なすすべなく歩いて帰ろうとしたところ、島本の手前あたりで気付いた。ここは心霊スポットだということに。

僕は心霊的なものが全般大の苦手で、おまけにお酒もたくさん飲んだあとだったので失禁を禁じ得ない状態にあった僕は高槻まで引き返しました。
何故心霊的なものが苦手な僕が島本が心霊スポットだと知っていたかというと、東京のライブに来ていた大学の後輩たちがあのへんは幽霊出ますよ、とたまたま話していたのです。もうまじでやめてくんねえかな。

そういえばこの日はついてないことが多かった。満員の新幹線の自由席で走り回る子供を避けると荷物が座っていた人に当たり、どやされたりまあ色んなことがあったわけです。

そしてこの一連の流れは、後輩たちに浅草で引いたものすごいパワーを秘めた(マイナスの)おみくじ(凶)を無理やり持たされたことに起因するのではないかと。

もうおとなしくしておこうと思ったのだけど、たまたま僕のTwitterを見ていた大学のときの友達の友達(ハロオタの女の子)がわざわざ迎えに来てくれた。
たった一度しか会ったことない僕を。メシアだと思いました。
そのハロオタ友達のおかげで僕は朝までに帰ることが出来、かつ最近のモーニング娘。が凄いということを知ることが出来ました。本当にありがとうとここに感謝を述べさせていただきます。

そして帰って東京からの疲れを癒して、部屋を大掃除し、実家に置いていた荷物を持って帰ってきたらもう大晦日の夕方。気づいたら2015年も数時間というところに。

梅田シャングリラへ向かうのは夜ダンのワンマンを観に行ったぶりか。
あっという間にオープンして、Brian the Sun白山くんとジラフポットせきくんのDJを見て、あっという間にゲストボーカルの時間に。

AFRICAのトモくんがとても良かった。知らない人が多かったのか、あんなに素晴らしいのに踊ってる人が少なくて残念だった。あの場で知った人は是非ライブにも足を運んでほしい。もっともっと素晴らしい曲はたくさんあるよ。

ハウリングアンプリファーのリュウもとても良かった。制約のないリュウは自由でとても良かった。いつものライブもあんくらい好き勝手やってくれたら、そこらの奴らに負けることなんか無いって僕は思うよ。

僕は与えられた時間をギリギリまで使うことにした。理由はふたつ。自分たちのことをもっと知ってもらいたいこと。どうしても聴いてほしい歌があったこと。つまり人の歌を歌った。

それはDAISY LOOの”今風のうた”。
お前どんだけDAISY LOO好きなんだよ、って思うかもしれんけれども、そんだけ好きなんだよ。
前日の神戸のシークレットライブで完全に解散してしまったけれど、やはりそれでもたくさんの人に知ってほしかったので、この場で歌わせてもらうことにした。
僕が歌ったことでこの曲の魅力は半減以下になってしまったかもしれないけど、誰か一人にでも引っかかってくれたら幸いだ。

そして最後に”S.O.S.”を歌った。ニーナとダケが前の方にいるの見て、もったいない気がして、無策ながらもステージに上げた。グッティも途中で上がってきた。自由に楽しんでくれたみたいで良かった。
この曲はまだまだ知られてない、なんでなんだ、って思ってる。知らない人に刺され、と2015年の最後に歌った。
この場を与えてくれたonion night!ありがとうございました!大晦日にこの場を選んでくれたみなさんもありがとうございました!

終わってからはもうたくさん飲んだ。
ギマちゃんとカネシロくんのカウントダウンのときにはもうベロッベロになってた。ごきげんさんだった。

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なんかステージから写真撮りまくってたけどちゃんと映ってるのこれくらいだった。酔いすぎだろ僕。

ぜーんぶ終わってから残ってる人たちで初詣行って、好きでも無いのに、いやむしろ苦手なのにイカ焼き食べてめちゃくちゃ気持ち悪くなって、帰りの電車で酔って、オエオエ言いながら帰って、寝て起きたら原因不明の腹痛に苛まれ、寝込み正月になりましたよ。
去年もこんな感じで正月に体調崩して虫の息で東京でライブして数時間で帰った記憶ある。ライブまでには治したい。

というわけで2015年もありがとうございました!無事に全行程やれました!
初の流通盤を出したことで、今まで以上にたくさんの人に助けてもらいました。本当にありがとうございました!
そして新しく出会った人たちもたくさんいましたし、新しく行けた場所もありました。
解散したり終わってしまったイベントもありました。出会いの数だけ別れがあると実感もしました。たくさん悔いもあります。

2016年は次の一手を慎重に打ちます。
必ず今のシーンに風穴を開けられるようなものを。色々と企んでます。
それは僕たちだけでは出来ないことだって知ってます。だからまたこれからたくさん助けを請うことがあると思います。
バンドのみなさんも、ライブに来てくれるみなんにも。絶対に損はさせないです。
一緒にいてよかった、って思える、そういうバンドだと思ってますしそうなります、Tequeolo Caliqueoloは。
だから今年もたくさん力を貸してくださいね!本年もテキョロカリキョロをよろしくお願いします!


2015 12/29 DAISY LOO というバンドについて / 東阪大合唱

東京でのライブを終えて帰りのバスを探すが取れず。
DAISY LOOの最後のライブを諦めようと思ったのだけど、東京から名古屋へのバスが1万円を超えた事で新幹線に乗る決心がついた。
そうだよ僕は貧乏なんだよ。仕事もねえからな。まあそんなことはどうでもいい。
満員の新幹線で名古屋まで帰って、名古屋から鈍行乗り継ぎで京都に帰って、荷物置いてすぐに大阪へ。
Pangeaに着いたのはderonderonderonの終わりあたり。聞けばこの日は新曲をやったらしいじゃないか。クソウ。

Helsinki Lambda Clubを初めて見た。
2年前にMASH A&Rで残っているのを見て、すぐに”ユアンと踊れ”を聴いて惚れた。
ライブは想像してたよりもグッと来た。”TVHBD”もキラーチューンだなと思うけどそれよりも”メリールウ”のほうが僕は好きだ。

DAISY LOOを観るのはこれで最後か、なんてずっと解散発表されてからこの日のことを考えていたし、きっと泣いてしまうだろうと思っていたけど、結局最後の最後まで僕は泣かなかった。きっと未だに気持ちの整理がついていないのだろう。

太田くんに出会ったのはDAISY LOOの前のバンド、The Pantrysの頃。
その頃のメンバーはニシカズしか残っていないし、最初はニシカズも居なかった。

京都MOJO以外のライブハウスの繋がりを持っていない僕たちはひたすらに毎月京都MOJOに出続けた。その中で仲良くなったのがThe Pantrysでおそらく僕の人生で初めてのバンド仲間だった。

それまで打ち上げで誰かと話すものの、仲良くなる、なんてことはなく、その場限りのなんの実りもない打ち上げばかりしていたし、ライブハウスの人にバンド内部の愚痴ばかりを聞いてもらうだけに終始した日だってあった。
高校の頃やっていたバンドの友達はコピーバンドからほとんど抜けださずにある友達はバンドを辞め、ある友達は大学のサークルに明け暮れ、高校の友達はほとんどいなくなった。
その頃の僕たちは京都MOJO以外は本当に孤立無援だった。アンケートには死ぬほど辛辣な言葉が並んでいた。

そんな中、ある日突然The Pantrysからメンバーの誕生日パーティーのお誘いを受けた。
対バンしたなかで全く仲良くなれなかったのだけど、何故かこの日に僕たちを呼んでくれた。
スタジオもあった僕たちは、僕とダケと2人でこのパーティーに参加した。
三条あたりにあるモダンタイムスというとてもおしゃれなライブハウスで、当時のドラムとベースの誕生日に僕は一曲弾き語りをした。
この日に出会ったのはフレデリックだったり、ただのビギナーだった僕には刺激的な数時間だった。

そして神戸VARITでのワンマンを観に行く。
この時に神戸へ呼んでくれなければ、僕たちが京都の外に出るのはもう少し遅かったんじゃないかな。
神戸には今よりももっともっと無名の僕たちを知ってくれている人たちが数人いた。それがとても嬉しかった。自分の声が嫌いだった僕はこの場所でとても救われたことを覚えてる。

京都MUSEで対バンもした。他の対バンには目をくれずにThe Pantrysと仲良くなった。
戦艦モージョ2というコンピレーションにも一緒に収録されてレコ発も出た。
一緒に東京へ京都MOJOのショーケースライブで今はもう無い渋谷屋根裏にも出た。

その後藁科と谷くんを迎えてDAISY LOOという名前になった。
初期メンバーのギターとドラムは5th CLUBというバンドになった。このバンドもとても好きで、でも一瞬で解散してしまった、音源の一枚も残さずに。でも未だに口ずさめる。大好きだった。

現THE BOSSSのちひろと夜ダンちょねの企画で京都VS神戸で一緒に神戸と京都で対バンもした。
神戸勢はちひろ率いる倅 on the union city、愛はズボーン、プププランドDAISY LOO。京都勢は夜の本気ダンス、THEロック大臣ズ、僕たちTequeolo Caliqueolo。未だに交流あるバンドばっかりだ。
数え切れないほど一緒にライブをした。ファジーロジックのファジコレ大阪も一緒にでたし、2015年はピンキョロデイピーズやリコキョロデイピーズもあったし、DAISY LOOのリリースツアー東京でDENIMSと愛はズボーンと夜行性のドビュッシーズと一緒にBASEMENT BARへも行った。

自主企画をあまりやらない僕たちがgossip boysという企画をやった。VOXhallにDAISY LOOを呼んだ。その日はたしかQOOLANDとNoise and milkと一緒に。
そして今年は僕たちのリリースツアー初日にも出てくれた。そのライブも本当にいいライブで出番前なのに歌いすぎて声が枯れる寸前だった。僕の馬鹿野郎。
つい先日のことのように感じる福岡での僕たちのリリースツアーも。

対バンじゃなくても観に行ったこともたくさんだ。DENIMSとの共同企画、まめぽよのDOORS(はDAISY LOOに間に合わなかったっけ)、herberのレコ発、DAISY LOOのリリースツアーファイナルのワンマン。
ここには書ききれないほどの思い出があるのだ、DAISY LOOには。
そしてそれだけの時間と音楽を作ってきたバンドだから、僕だけが感傷に浸っているわけではない、っていうのは分かっている。けれどやっぱり大きいよ、DAISY LOOの不在は。

バンドは青春そのものだといつかのくるりのインタビューで読んだことがある。僕はその言葉にとても感銘を受けた。

そしてバンドが解散する、ということは死ぬということだ。
Baa Baa Blacksheepsの神部砂漠さんがそうブログに書いていた。僕もそう思う。
DAISY LOOは青春を終わらせることを決めたんだ、と僕は思っている。
終わることを決めることはとても勇気がいる。続けることは曖昧なままでも出来る。現にそういうバンドはたくさんいる。
この決断を喜べる訳はないけれど、バンドとして誠実なものだったと今は思う。

最後のライブはとても素晴らしいものだった。
この日にやってくれた”装飾を施すならば”きっとこれを聴けるのは最後なんだ、と思うといてもたってもいられなくなった。
解散が決まったあとのライブは、それまでのDAISY LOOのライブの数倍良くなった。これで本当に終わっていくのだろうか、って。

それでも本当に終わってしまった。DAISY LOOは4枚のシングルと1枚のアルバムだけ残してくれた。僕だけの価値観でものを言うならば、きっとこれらは風化しない。
僕がクソジジイになってこの頃を懐かしむようになったとしても、この曲の持つ力は古びたりはしない。
ブルーハーツニルヴァーナに通ずる魔法が少なからずこのバンドには宿っていたようには思えて仕方ない。僕の直感が証明されるのはきっとまだ随分先のことだろうけれど。

DAISY LOOお疲れ様。本当にたくさんのドラマをありがとう。
太田雄哉、僕はライブハウスで待ってます。だって僕たちズッ友ですからね。