2015 9/25 TIGHT FIGHT

TIGHT FIGHT、京都はGROWLYにて、我々のデビューミニアルバムのレコ発初日でございました!
たくさんの人が来てくれて嬉しかったです、ご来場いただきましたみなさんほんとにありがとう!

楽しんでいただけたでしょうか?
出てくれたバンドは全員、僕が好きなバンドなんだから君らが嫌いなわけないよ!って自分勝手に思って組んだイベントだったんだけどどうだったかなあ?
こいつらの魅力がわからん!とかあったら小一時間でもそいつらの魅力について話してやるから言うてきてくれ、って思ってる。
まあお前らの魅力がわからんよ!とか思ってるやつもおるかもしれんし、それは精進あるのみやけど。
でもそのくらい僕は自信満々の1日でした!

本当に大好きで仲良しなバンドと大好きな京都のライブハウスでやれて幸せな1日でした。
イベントタイトルはTIGHT FIGHT、意味は合ってんのかわからんけどキツイ闘いって意味。

強敵、故にキツイ闘いになる、または相手を好きすぎるが故にキツイ闘い、でもバチバチにブツかってやろう!って思ってる自分の気持ちを込めて付けました。
(本当はシャーラタンズの”Title Fight”をニーナが”Tight Fight”だと勘違いしたことがきっかけだったりするから後付けなんだけど)

個人的には今回集めたバンドには対バンしたときに悔しい思いをした過去がたくさんある、でそれを一気に返そうとか思っていた。まさにリベンジマッチ。
はっきりと僕の中では日付も思い出せる、そのくらい悔しいと思ったし、そのくらいかっこ良いバンド揃えられたって自負をしてました。
でもそんなんどうでもよくなるくらい、みんなのこと大好きだなあとライブずーっと見てて思いました。
本当にバチバチにいいライブで繋いでいってくれるみんなの愛感じてほんとに幸せでした。

ハウリングアンプリファーもROOZERも愛はズボーンもDAISY LOOも大好きだから贅沢なようにも感じて、誰も1番に使いたくなくて、自ら弾き語りを最初にやりました。
テキョロの曲じゃなくて自分の曲を。”Cinderella Steps”って曲です。
なんだよこれ、って思った人多いかもしんない。
けどテキョロの五人じゃなくても、自分ひとりの曲でも闘えるぞ僕は。ってとこを見せたかったです。
闘えてたかわからんけど。ギターもっと練習せんなあかんね。人前で弾かないものはプラクティスを怠りがちだ。自戒。

ハウリングアンプリファーの誰の何にも意に介さない姿勢が好きだ。
チャラい音楽ってプロフィールに書いてあるけど僕は覚悟を感じる。クソ真面目なのに、俺はここへ飛び込む!と決めたらやめないところ。サムライみたいだとすら思う。
良い意味で真面目な阿保なんだけど、ロックバンドにめちゃくちゃ大事で必要な尖がりだと思うしそこが大好きな理由だ。
ライブで聴く”君にディスコ”はエモすぎる。
ボーカルのリュウちゃんとは2人で土砂降りのなんばを歩いた。そのとき好きな音楽の話をイキイキ話したんだけど、なんか中学生の頃に部屋に集まって好きな音楽聞かせ合う、見たいなあの感じ。年下だけど同級生みたいな感じなんだ。
ここだけの話、僕たちのレコ発にハウリングアンプリファーに出てほしい!って連絡したら10分で返事来た。こいつら最高すぎ。

ROOZERも平成屈指のメロディーメイカーって本人が自分で言えるくらいメロが立ってる。本人は自分で言ったの忘れてたけど。
こうして対バンするのは7月に続いて2度目。もう3年くらいは仲良くしてるけど。
遠くからこうやって祝いに来てくれることが単純に嬉しかった。イケメンやしむかつくけど。
7月のときも思ったけど、今が本当に充実してるんだな、ってライブしてる。メンバーのことが好きでたまらんのだろうなって。
初めて出会った頃からメンバーは変わったけれど、ガクちゃんと卓郎ちゃんが入ってイキイキしてる。ポポとマサトは良いメンバー見つけたなって思う。
まだ関西では知名度まだそんなにないかもしれないけど、こいつらは来るから。チェックしとけよ。

アクシデントも味方につける愛はズボーンは敵なんか何処にもいないと思った。ぜーんぶ味方。
新曲の”MAJIMEチャンネル”が最高すぎた。愛はズボーンの曲のなかで1番好きになった。
実は僕のおかんも妹も来てたんだけど、おかんなんかライブ中飛び跳ねてたし、妹はCD買って帰ってた。アラシックの妹も虜にしてたぜ。
2年前の夏に、神戸で対バンしたとき、テキョロみんな帰ったのに一人だけ打ち上げに残って、BIG Gギマケンタと神戸の街をフラフラ飲みながら歩いた。
それまで全く仲良くなくて、あの日が無ければ未だに仲良くはなれてないかも。
彼はあの日のことをあんまり覚えてはないだろうけど、僕はあの日がなければバンドをここまで続けられなかったと思う。
だからこの日に愛はズボーンがいてくれるのは必然なんだ、僕にとっては。

たぶん初めてバンド仲間ってものが出来たのはDAISY LOO(の前身バンド)だったと思う。
姿形が変わってもこうして折れずに音楽が続いてきて、僕たちもデイジーのレコ発で東京へ行ったし、デイジーも僕たちのレコ発に出てくれる。互いの企画に未だに呼び合える。僕たちの関係は素敵だと思う。
僕は太田雄哉のことを名曲量産機だと思ってる。”あなたがここにいてほしい”はもちろん、初めて観たときからやってた”G”や”演奏会にて”をこの日に聴けたってことが僕にとっては特別だった。

自分たちより前にほんとにみんながいいライブしてくれて、涙枯れてると思ってるけど本当に泣きそうだった。僕以外のみんなも。
自分たちのライブが蛇足になるんじゃないかくらいの経験したことない種類のプレッシャー。
ライブは勢いだった、というより本編の内容が思い出せないくらい一瞬だった。駆け抜けた。

1.gossip boys
2.INVADERS
3.S.O.S.
4.J-POP
5.Tight Fight(新曲)
6.Whammy
EN.Tonight

MCでも言ったんだけど、僕がバンドやりたい!ってわがまま言って始まったこのバンドが本当に色んなことあったけど誰一人欠けることなく、途中から僕たちを支えてくれてるダルシムくんことキムラユキも離れることなく、こうやってデビュー出来てるってことがとても嬉しいし奇跡的やなとすら思います。
またここから新しいスタートで、地続きだけどもう一度ここから始めるぞ!って気持ちです。
まだまだただデビューしただけの新人バンドです。ここからの僕たちを見ててください!

アンコールでTonightを演奏した。この曲は僕が誰かの為にはじめて書いた曲です。
人生初のツアーをRock'n Roll BirthdayというDJと回って、そのファイナルの日にライブをして、大好きな友達まめぽよの企画DOORSへ出た、その日に初めてやった曲。
ツアーの経験とこのふたつのイベントでやる、ってことを意識しないと書けなかったであろう曲。だから歌詞にドアとDJが出てくるんだよ。
もちろんこの歌はライブハウスにいる人たちの歌でもあって、つまるところみんなの歌。
最後を締めるに相応しいと思った。TIGHT FIGHTに関わってくれたみんなのおかげでもっともっと大事な曲になったよ。ありがとう。

終わってからすげー嬉しかったことがたくさんあって、流通盤を出したことでこれまでは会場限定盤にサインしてたのが、家からCD持ってきてくれてサインして、って言ってくれることで余計に感じました。買ってくれたみなさんほんとにありがとう!

それから高校の先輩のイマニシさんが来てくれて、会うのはもう4年ぶりくらいで。
ライブ終わって、僕のことを何も間違ってない!って言ってくれた。
当時すげー早耳の先輩で、なんでこんなん高校生で知ってんだよ!みたいなバンドばっかり教えてくれる人で、音楽を今の僕よりも当時の時点で知ってたと思う。
そんな先輩に何も間違ってない!このままいけばいいって言われたのって何にも代えがたい自信になった。本当に嬉しかった。

なかなか僕たち自主企画をすることなくて、未だに数えられる程度で、でもその度思うのが、ほんとに全員と話して、ひとりひとりにありがとうって言って帰りたいし帰したいんだけど、いやほんとは誰も帰したくないくらいなんだけど。
でもいつの間にかみんな帰っていなくなっていくんだよね。
だからここでもう一度言わせてください。本当にありがとう!

打ち上げは朝5時くらいまで続いたよ。
途中ROOZERのポポと卓郎ちゃんとMIKAKOアンプリファーと4人で二条城まで行って、修復工事してたから真っ白に覆われた二条城を背に写真撮って帰ってきた。

それからGROWLYの安斎さんと好きな音楽談義した。というかもう一方的にかっこいいバンド教えてもらうだけの時間でした。全然僕は音楽知らねえな!と思って反省した。
教えてもらったなかで一番ヤバイなと思ったのはQ and not Uでした。これは聴きまくるぞ。
地球にはまだまだ知らんだけのかっこいいバンド腐る程おるなあ。かっこいいバンドはそれだけで生きる理由なるよな。
もっとかっこいいバンド目指してもっとかっこいいバンドで居続けなきゃな。

朝6時に帰ってしばらく泥のように眠った。
みなさんありがとう!ここからツアー始めます!
僕らを知らん人も知ってくれてる人もまとめて全員巻き込んでいくからよろしく!迷惑とかそんなん知らんし!どうぞよろしく!

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