2016 2/1 Noise and milkというバンドについて / Rescue Common Life

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盟友と呼べる友達がまた解散する。
Noise and milkも3/17のワンマンで解散。

これまでNoise and milkと節目節目でツーマンライブを行ってきましたが、これが3度目でNoise and milkとの最後のツーマン。

Noise and milkと初めて会ったのもnanoというライブハウスだった。
その時はめちゃくちゃ厳つい奴らだなあ、でも曲めちゃくちゃかっこいいなあ、って思ったものの一言も話さずに帰った。だってサングラスでグレッチ振り回しててめっちゃ怖かったから。

その数ヶ月後、塚本エレバティで小倉ヲージさんの企画で、Noise and milkと一緒になったときに初めて言葉を交わした。
その時は話さなかったような気がするけどナードマグネットや愛はズボーンも一緒だった気がするなあ。

クリアアサヒのボトル缶持って、「イェ〜〜」って話しかけてきたのが前ベースの田中健史だった。
ストールにサングラスかけてビール片手に異様なハイテンションで話しかけてきた奴らに完全にビビってたぼくとダケは王将で、「あいつら仲良くしてて大丈夫なやつなのかな?」とか色々話し合ったのを覚えてる。

それから何度か対バンして仲良くなって、nanoで企画するたびに僕たちを呼んでくれて、John Doe TokyoやThe fin.に引き合わせてくれたのもNoise and milkだな。

僕たちの数少ない企画にも出てくれた。gossip boysという名前のイベント。後に僕たちの曲名にもなった。
打ち上げで直也が「俺らって大好き同士やん?」って話してきたことは何度かMCで話してる気がする。酔うとかわいい。直也はまったく覚えてないらしいけど。

”gossip boys”のレコ発の前日にnanoでNoise and milkのワンマンがあって、打ち上げの続きでそのままライブ前に現れたこともあったな。
最近よくパリピって言葉よく聞くけどあんまりパリピって言葉好きじゃないんだよな。でもNoise and milkはパーティーピーポーってああいう人種だって教えてくれる存在だよ。日付の感覚がなくなってこそだよ。

早朝までバイトした後にスタジオでリハやって、そのあと琵琶湖まで呼びだされて、みんなでバーベキューしたりもしたな。
グッティとアツシが死ぬほど酒飲んでゲロ吐きまくりでぐったりしてて車内に余裕持つために帰りの車に乗れなくって、その日はじめて会った人たちとどこか知らんわけわからん駅まで歩いて帰ったっけな。
グッティなんか食ったゲソそのまま出してたし、僕は携帯持ったまま琵琶湖に飛び込んで携帯水没したり。めちゃくちゃカオスだった。

あじろが加入して初めて一緒にライブしたのは名古屋だったかな。
あじろはMOTELってバンドやってた時からずっと知っていたし、なんならその前にやってたタカナミってコピバンの頃から知ってる。
あじろが入ったことで曲の強度がグッと増した。”Lost And Lonely”を初めて聴いたのもこの時だ。何かが始まりそうな気がしたんだ。

思い出がありすぎて時系列がごちゃごちゃだ。

僕たちの”Whammy”のPVにも出てくれたNoise and milkのカメラマンのナカムラさんはほんと初対面では普通に怖い人でしかなかったけど、話すとめちゃくちゃ優しい。
前のアーティスト写真を撮るときも力を貸してくれたし、何かと僕たちをいつも気にかけてくれる優しいお兄さんのような存在だ。
ナカムラさんが撮ってくれたこの写真未だにとても気に入っている。
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健史と元気が脱退するって聞いたとき、おいおい大丈夫かよって思った。はっきりと言葉にすると不安だった。
直也の隣には健史が必要だって思ったし、元気のドラムはNoise and milkに欠かせないと思った。
けど直也は帰ってきた。籠ちゃんと稲毛くんを引き連れて、荒削りではあったけれどNoise and milkがちゃんといた。
あのときのツーマンからの対バンがこの日、で最後。

直也から最後にツーマンやりたいって連絡があって、やろうと思った。
スケジュール的にはライブ入れるべきではないなって思ったんだけど、でもやらんかったら一生後悔すると思った。

Rescue Common LifeっていうのはNoise and milkを僕が初めて聴いたアルバムのタイトルで、そのアルバムの表題曲でもある。明るい曲でもないし、長い曲だし、決して人懐っこい曲ではないんだけど、Noise and milkにしか作れない曲でとても大好きだ。
この日にこの名前を題した意味は観に来ていた人ならわかるはず。

Noise and milkとの楽屋はいつも騒がしいし楽しい。うるさい。

ライブはとても楽しくやれた。楽しかった。
けどグッティもダケもギターの弦を切った。
ふたりとも弦切るってなんやねん。そのくらい気持ちこもってたってことにしてほしいです。来てくれてたみなさんごめんなさい。
Noise and milkが初期曲でセットリストを組んでいたけど僕たちは最新最強のTequeolo Caliqueoloでセットリストを組んだ。たまにはセットリスト書いておこうかな。

2/1 Rescue Common Life セットリスト
1.S.O.S.
2.Action Please
3.INVADERS
4.J-POP
5.gossip boys
6.Tight Fight
7.新曲
8.Whammy
9.Tonight

Noise and milkのライブは2部構成で、前半は懐かしい曲たくさんで普通にファンとして楽しかった。
服装もサングラスとストールでMCも無し。
”Dirt”や”A Moment Lost In Gain”が聴けて嬉しかった。”Singapore”も聴きたかったな。

後半は最近のよく知るNoise and milkがいた。
新曲はヘヴィーでNoise and milkらしくてニヤニヤする。

”Hey Lilly”でコールアンドレスポンスさせてくれちゃってね。
呼ばれるなんて思ってなかったからだるっだるのセーター着ちゃっててるのにステージ上がっちゃってクソ恥ずかしかった。
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Twitterから拝借した画像。撮ってくれたひとありがとう。
Noise and milkの曲の中でも”Hey Lilly”が一番好きだな。
どうせならラストのサビまで歌わせてもらえばよかった。あじろより上手くコーラスできる自信あるぜ。

打ち上げも楽しかった。
土竜さんがS.O.S.はすげえ曲だって褒めてもらえたのはとても嬉しかったな。
Noise and milkとこれからのことの話とか、僕たちがどこへ向かうべきか、みたいな話もした。珍しく真面目な話をしたよ。
直也があじろのことをべた褒めしてた。そういうところだぞって言っておいた。

まあそんなことを話したけど、Noise and milkとやるのが最後ってだけで、まだライブはあります。

【最後のMUSEへ】

2016.2.23(Tue)京都MUSE
w/Furphy Amplifier / Lenny Code Fiction / The Lump of Sugar
[adv/door]2000/¥2500
[open/start]18:00/18:30

【ラスト東京】
3/7(Mon) 新宿 Nine Spice
"Lost And Lonely"
w/THE TURQUOISE / Black Shower
[DJ] 影正一貴(Club BAGSY)
[ticket] ¥2000
[open/start]18:30

2016.3.17(Thu) ※ラストライブ/ワンマン
Noise and milk Last One Man Show 【a moment lost in gain】
@京都nano
[OPEN/START] 19:00 / 19:30
[ticket] 2,000円 (別途1ドリンク500円)

僕らは全員でこの最後のワンマンへ行きます。彼らの最後の姿を一緒に目に焼き付けよう。